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会長挨拶(2019)

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新年(2019年)のご挨拶

 謹んで新年のご祝辞を申し上げます。
 同窓生の皆様方におかれましては、新たな期待と希望をもってご家族と共に健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。又、旧年中は、同窓会に対しまして温かいご理解とご協力を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
 さて、昨年は、年末恒例の「今年の漢字」にもありますように、日本全土が大変大きな災害に見舞われた年でした。7月の西日本豪雨をはじめ、9月の台風21号、及び、北海道地震等、各地で大災害が発生し、甚大な被害を被り、沢山の方々が犠牲になられました。お亡くなりになられました皆様方のご冥福を心よりお祈りし、哀悼の意を表しますと共に、被害に遭われました方々にお見舞いを申し上げます。
 西日本豪雨では、弓削島も10日間の断水に見舞われ、大変不自由な生活の中、本校も3週間の休校を余儀なくされ、授業もままならず遅れを強いられることになりました。そのような状況下、弓削丸が広島商船へ向かい給水の支援を受け、島民の皆さんへ本船のシャワーを開放し大変喜んで頂きました。このような災害時に、本校、及び、弓削丸が少しでも島民のお役に立ち、地域貢献が出来ましたことを嬉しく思っております。
 同窓生の皆さんからは、飲料水のご支援を頂きましたことに対しまして、この場をお借りし、心より感謝と御礼を申し上げます。
 既にご承知かと思いますが、昨年、海技教育機構より練習船の食料金他の経費を学生個人に負担して頂く、との案が提示され、商船高専5校もやむなしとの見解でしたが、全船協、5校同窓会、海洋会、及び、全日海が決起し、交渉の結果、現在、本案件は取り下げる方向で検討を頂いております。
 又、学校練習船の船齢が各校ともに25年が経過し、順次耐用年数を迎え、代替建造をしなければならない時期が来ております。関係省庁では、財政厳しい状況下、5校で1隻案も浮上しておりますが、練習船は、学校の桟橋に係留し常時目の前にいないと商船教育は成り立たないとの観点から、同窓会としては、学校共々、各校1隻の練習船は是非とも必要であることを強く要望して参りたいと考えておりますので、同窓生の皆様方にはご支援とご協力を賜りたく、何卒宜敷くお願い申し上げます。
 今年1年が皆様方に取って希望に満ちた輝かしい年になりますと共に、ご家族の皆様方のご健勝とご多幸を心より祈念致しまして年頭の挨拶と致します。

平成31年 元旦
弓削商船高専 同窓会長
柏木 実

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